文化的・自然的遺産のポテンシャルを充分に持ち、交通システムが整理され、集客力も期待される富山という都市は、これからどんなあり方が望まれてくるのであろうか。その次のスッテップが、前記述をさらに発展させ富山という都市を全国へアピールする大きな原動力になるのは間違いない。さて、その次のスッテップとは一体何なのだろうか。間接的に環境を改善するだろうコンパクトシティーという都市の再生化に対して、その中継地点であるこの駅は直接的に環境を改善するシステムを内包することによって、地球環境の起点と成りえるのではなかろうか。こうした大規模な再開発においては地球環境へのインパクトは非常に大きなものになる。そこで、そういった負のインパクトを最小限に抑えるシステムが必要である。‘SUSTINABILITY’という言葉は現在身近に使われているが、ここではエネルギー環境、社会環境、自然環境、経済環境、公共交通機関のサステインナビリィティにどう影響しているのかを考えた。それが次のステップ、環境的持続性システムの構築であろう。そのシステムの主構造として、森としての立体的都市公園を提案する。アクティビティーやコミュニティの活性化を図りつつ、サステイナビリィティを構築するため、大きな公園としての駅の提案は駅の南北を立体交差する人工地盤でつなぎ、エコロジーを内包する生きつづける公共の場=都市の森としての機能が将来にわたり期待される。この森は、都市の中のオープンスペースとして富山のシンボル、ランドマークとなるリーディングプロジェクトである。

- TOYAMA project -
  生きつづける公共の場 都市の森化(URBANFOREST)へ

所在地:  富山県富山市
設計  :  2007.08〜2007.10

http://www.pref.toyama.jp/cms_sec/1516/kj00005460-002-01.html
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